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K.Hamasaki

No.10 冬渡り(ふゆわたり)
【編成】箏・十七絃・三絃・尺八(一尺八寸管)
※ソロが二声部に分かれるため、尺八奏者は2人以上を推奨
人生の岐路に立つ後輩たちへ贈った曲です。
演奏時期を踏まえて「冬」らしい曲を、とのオーダーでしたので、冬から次の春へ飛び立つようなイメージで作曲しました。
前半はゆったりと静かな冬空を想起させ、そこからテンポを切り替えてノリ良く展開していきます。
そして後半は厳しい寒さの中を進み、その先にある春へ辿り着くシーンを描いています。
タイトルは鳥の「渡り」にちなんでいます。「冬を越えるために飛翔する」という意味合いでのネーミングです。
個々のパートで技巧を見せつけるような手は入れていませんが、一斉ミュートや掛け合いが多く、上々のチームワークが求められる曲に仕上がったかと思います。
その他個人的には、随所で用いられる同型のモチーフが、場面によって全く印象が異なるのも面白いポイントかと。
神戸大学邦楽部第52回定期演奏会のために作曲
2025年12月20日 初演
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